脳梗塞の前ぶれとは

脳梗塞を起こした患者の30~40%が、前ぶれ症状を経験しています。

これは「一過性脳虚血発作」と呼ばれるもので、小さな血栓が脳の血管に一時的に詰まることで起こり、それが自然に溶けることで症状が消えます。 24時間以内に症状が消えるものを一過性脳虚血発作といいますが、多くの場合は、症状が続くのは5~15分程度です。

前ぶれ症状

手足に力が入らない・・・・・「はしや茶碗、歯ブラシを落とす」など、手にしていたものを気付かないうちに落としたりします。

足がもつれる・・・・・まひが起こるため「ふらついて歩けない」などの症状が現れます。

片方の手足がしびれる・・・・・体の片側に、「しびれ」や「感覚が鈍くなる」などの感覚障害が起こります。

視力障害・・・・・「ものが二重に見える、見えにくくなる」などの症状が現れます。

言葉を話せない・・・・・話したいことがあるのに、とっさに言葉が出てこなかったり、人の言うことが理解できなかったりします。 また、言葉はでてくるのに、ろれつが回らず、きちんと話せないこともあります。

ものを飲み込めない・・・・・食べ物や飲み物を上手に飲み込むことができず、むせたりすることがあります。

前ぶれとして、これらの症状がすべて起こるわけではありません。障害された脳の部位に応じて、いずれかの症状が起きてくるのです。 疑わしい症状が一つでも起きたときには、ためらわずに、一刻も早く医療機関を受信する必要があります。

医療機関では、脳の大きな血管に異常がないか、心臓病がなかいなどを調べ、異常があればそれに対して、治療を行います。

特に注意が必要なひと

「高血圧、糖尿病、高脂血症、心臓病」などがある人は、脳梗塞を起こしやすいので、前ぶれ症状に特に注意することが大切です。

 
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