急性期を過ぎたら、再発予防と危険因子対策が治療の中心になります。脳梗塞を経験した患者は、年間一割弱の割合で再発を起こすので、この治療も大切です。
薬物療法
ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞・・・・・「アスピリン」や「塩酸チクロピジン」など、抗血小板薬による治療を続けます。
心原性脳塞栓症・・・・・血液を固まりにくくする「ワルファリンカリウム」を服用し続けます。効果が強すぎると出血傾向が高まり、 弱すぎると意味がないので、定期的に採血して、薬の量を調節します。なお、服薬中に、納豆など、ビタミンKを多く含む食品を食べると、薬の効果が落ちるので、避けましょう。
原因となる病気の治療
脳梗塞の原因となる高血圧、高脂血症、糖尿病、心臓病の治療も欠かせません。食事や運動などの生活改善に加え、必要に応じて薬物療法も行われます。 なお、血圧のコントロールでは、急激な血圧降下は、血流の低下を招くので、ゆっくり下げることが大切です。